筆者チャコールが観賞したことのある映画の感想をゆるゆるながら書いていきます

         ブログを見ていただいた方の映画選びの参考になればなと思っています

         ネタばれは無しでいきます

ピエロがお前を嘲笑う

フューチャーポイント

驚く度  レベルMAX

マインドファック  レベルMAX

最後の大どんでん返し  レベルMAX

 

ハリウッドリメイク決定

 

スタッフ・キャスト

監督 バラン・ボー・オダー

         (代表作:23年の沈黙  等)

 

役者 トム・シリング (役名 ベンヤミン)

         (代表作:黄金のアデーレ 名画の帰還, 素粒子  等)

 

        エリアス・ムバレク (役名 マックス)

        (代表作:くたばれゲーテ 等)

 

        ハンナー・ヘルツシュブルンク (役名 マリ)

        (代表作:HELL, 4分間のピアニスト  等)

 

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ストーリー

ハッカー集団「CRAY」の一員である

天才ハッカーベンヤミンが警察に出頭し、

過去に犯した罪を時系列順に取調室で自供し始める。

 

車の窃盗

大学の試験問題の不正入手

ドイツ連邦局への不正侵入

・・・  等

 

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警察はこの自供から他のCRAYのメンバー及び

他のハッカー集団の逮捕を狙っていた。

警察はこの自供の裏付けをとるために、

ベンヤミンの身辺調査及び

CRAYが今までにしてきた事件の再調査を開始する。

 

しかし、調査を行っていくうちに

ベンヤミンの自供と異なる部分があちこちに現れてくる。

 

いったいなぜベンヤミン

でたらめな自供をしに警察に出頭したのだろうか。。。

 

感想

見た人全員マインドファック

最後に大どんでん返しがあることを知ったうえで

筆者チャコールはこの映画を見たが、

それでも最後の展開は全く予想できず

マインドファックを食らってしまった。

見れば必ず関心に近い驚きを味わうことができる。

 

最後の展開に関しては見事としか言いようがないが、

前半部分は盛り上がりに少し欠けている。

最後の展開があまりにも見事過ぎて

そのように感じているだけかもしれないが。。。

 

IT用語が多い

ハッカー集団について描いた映画なので、

IT用語が映画の中の会話で頻繁に使用されている

・スキャベンジン

ソーシャルエンジニアリング

ゼロデイアタック

    等

 

ご存知の通り筆者チャコールは

ほぼほぼ社畜SEであるため

このようなIT用語を聞いてもスムーズに理解することができたが、

一般的なIT知識しかない人が見たら

ストーリーについていくのが難しいのではないかと感じた。

 

そのため、これからこの映画を見る人は

知らないIT用語が出てきても

その会話は無視して映画のストーリーを楽しんでほしい。

無視したとしても十分最後の展開で驚きを味わえる。。。

 

ユニークなネットの世界観

この映画ではネットの世界を電車で表現している。

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最近の映画だとネットの世界を

CGを使用して派手にきらびやかに表現することが多いため、

映画を見たときにユニーで面白いと感じた。

ただ、それと同時に電車のシーンが少しチープな印象を受けた。

 

上記に貼った写真の通り

ネットの世界の匿名というのを仮面をつけることで表現しているが、

凝った仮面もあれば白無地の黒の✖だけの仮面も存在する。

余計なお世話だが

仮面はもう少し凝って作成したほうが良かったのではないだろうか。

 

ハリウッドリメイク版では

どのようにネットの世界を表現するのか今から楽しみである。

 

まとめ

・IT用語が多いためストーリーについていくのが大変

・最後の展開は見事

・見た人全員マインドファック