メイズ・ランナー
フューチャーポイント
緊迫感 レベルMAX
スリリング レベルMAX
次作が待ちきれない度 レベルMAX
スタッフ・キャスト
監督 ウェス・ボール
役者 ディラン・オブライエン (役名 トーマス)
キー・ホン・リー (役名 ミンホ)
アムル・アミーン (役名 アルビー)
ストーリー
主人公トーマスは高い壁に囲まれたエリアに姿を現す。
トーマスは記憶を失っており、
どのようにこのエリアに来たのかを覚えていない。
このエリアにはトーマス以外にも多数の人がいたが、
他の人たちもみな記憶を失っており、
このエリアに来た経緯を誰一人として覚えていない。
壁の向こう側には迷路が広がっており
朝になると壁の扉が開き迷路に行けるようになるが、
夜になると扉は締まり元居たエリアに戻れなくなってしまう。
それどころか夜になるたびに迷路は構造が変化し、
昨日とは異なる迷路に生まれ変わってしまう。
トーマスはこのエリアを脱出しようと仲間数人と模索し続けるが、
このエリアの生活に満足しているものと衝突する。
さらにエリア内にモンスターが現れ人々を襲うことがあり、
その原因をすべてトーマスがこのエリアから
脱出しようとしているせいにされてしまう。
このような状況下でトーマスは脱出を模索しながら、
このエリアはいったい誰が何のために作ったのか解明していく。。。
感想
フレッシュな若手役者
主役のトーマスを演じたディラン・オブライエンや、
トーマスの仲間を演じたキー・ホン・リー, アムル・アミーン等
この映画には重要人物に当時知名度の低い若手の役者が数多く抜擢された。
特にディラン・オブライエンにとってこの映画は
自身の中で一番の出世作となった。
正直なところ例に挙げた3人のことを
映画を見る前の筆者チャコールは知りませんでしたが、
この映画を見てディラン・オブライエンのファンになりました笑。
若手役者にはいい意味でまだ
イメージというものがついていない為、
変なイメージを持つことなく映画を見ることができた。
役者のイメージ例
・船越英一郎 → 崖、殺人事件
・ダニエル・ラドクリフ → ハリーポッター, 魔法 等
映画の設定がどことなく進撃の巨人と似ているのだが、
フレッシュな役者が多いからか完成度が高いからか
映画を見たときに新鮮な印象を受けた。
理想のリーダーとは
壁に囲まれたエリア内では、
エリアから脱出しようとする改革派チームと
エリアに留まろうとする保守派チームの2チームができるのだが、
それぞれのチームにはリーダー格となる人物が何人かいる。
ド定番ではあるが映画内で
この2チームのリーダーのリーダーシップについての対比を描いている。
保守派チームのリーダーは力や人の数によって
リーダーシップを示すが、
改革派のリーダーは自分の行動とその行動の結果によって
リーダーシップを示す。
保守派のリーダーのリーダーシップの示し方はとても強力で合理的だが、
改革派リーダーのリーダーシップの示し方をすると
少ないながらも自分を信頼してくれる人を
見つけることができるということを映画内で描いている。
上司にこのような改革派のようなリーダーシップがあれば
会社の業績はもっとあがるんだろうなと
筆者チャコールは映画を見たときにしみじみと感じた。。。
まとめ
・冒険や謎解きゲームが好きな人におすすめ
・設定は進撃の巨人と似ているが、クオリティーは段違い